【2025年版】サーフィン初心者の始め方完全ガイド|必要な道具と練習・安全対策まで
「サーフィンの始め方を知りたい」
「サーフィンをするために必要な道具やルールを知りたい」
この記事は、サーフィンを始めようと思っている方へ向けて書いています。
サーフィンは海という自然相手のスポーツのため、最低限の知識と準備がとても重要です。
本記事では、サーフィン初心者が最短で安全に上達するための完全ロードマップを、
経験者目線で分かりやすくまとめました。
結論:初心者の最短ルートはこれ
- まずはスクール1〜3回(安全&フォームを最短で固める)
- 道具は最初はレンタルでOK(続けられそうなら購入)
- 海に入る前に安全チェックと基本ルールだけは必ず押さえる
1. サーフィンってどんなスポーツ?
サーフィンは、海の波に乗ってボードの上でバランスを取るスポーツです。
ただのスポーツにとどまらず、自然との一体感や非日常の開放感が魅力。
やってみると分かるのですが、「うまく立てた時の喜び」は何にも代えがたく、とても中毒性があります。
2. 初心者に必要な道具
サーフィンするなら!必須の持ち物
・サーフボード
これがないと始まらない!サーフィンのメインアイテムです。
初心者は浮力のある大きめのボードがおすすめです。
「具体的なサーフボードの選び方は、こちらの記事で体重別に詳しく解説しています。」
関連記事→サーフボードの種類と選び方(初心者向け)|体重別・レベル別おすすめ解説 |
・ウェットスーツ
海水温、気温によって種類が変わります。
水温の高い日は海パンでもOK!
詳しくはこちら→サーフィンに最適なウェットスーツの選び方とおすすめブランド
・リーシュコード
サーフボードとサーファーの足首をつなぐコード。
他のサーファーへの衝突事故防止、ボードが自分から離れすぎないので、
溺れるリスクを減らしてくれます。
上手なサーファーも着用しているので、必ず着けましょう!
詳しくはこちら→【2025年版】サーフィンのリーシュコードの選び方|初心者でも失敗しないポイント完全ガイド |
・ワックス
サーフィンのワックスとは、サーフボードのデッキ面(立つ側)に塗る滑り止めです。
ワックスを塗ることで、グリップ力(足の引っかかり)が増し、安定したライディングができます。
詳しくはこちら→【保存版】サーフィンワックスの種類と選び方|水温別&塗り方まで完全ガイド |
※海辺のサーフショップでは、初心者向けのレンタルセットも豊富にあるので、無理に揃える必要はありません。
持っていくと便利なもの:
・日焼け止め
ほぼほぼ必須アイテムです。
1日でかなり日焼けするので、日焼け対策をしましょう。
水に強いタイプがおすすめです。
詳しくはこちら→サーフィンにおすすめの日焼け止め5選|海でも落ちにくい最強UVケア
・ウェットバケツ
サーフィン後、ウェットスーツについた砂や海水を洗う時に便利です。
・ポリタンク
サーフポイントによってシャワーが無いところがあるので、
ポリタンクに水を入れて持っていくことをおすすめします。
※ムラサキスポーツでほとんど揃うので、是非チェックしてみてください!
関連記事→【初心者必見】サーフィン初心者に必要な道具リスト10選|これだけあれば安心スタート! |
3. はじめてのサーフィンで注意すべきこと
🏖️① 安全面での注意点
・風が強い日・うねりが大きい日は初心者には危険。
サーフィンアプリ(例:BCM波情報、波伝説など)で波高・風向きを確認しましょう。
・衝突防止のため、周囲3〜5mはスペースを空けて乗りましょう。
「危険なパターンや僕自身のヒヤリ体験談は、こちらの記事で写真つきでまとめました。」
詳しくはこちら→サーフィン初心者が絶対知っておくべき危険&よくある失敗【完全版ガイド】
② マナー・ルール面での注意点
・他のサーファーが乗っている波の前でパドリングは×、進行方向を妨げないようにしましょう。
・1本の波には基本的に1人だけが乗れます。
先に波を取った人に優先権があるので乗ってはいけません。
・危険行為や迷惑行為をしてしまったら必ず謝罪する。
関連記事→サーフィン初心者が知っておくべき基本ルール10選|安全に楽しむためのマナーガイド
4.初心者の練習方法
初心者の練習は「初回〜3回目」で一気に上達する(メニュー付き)
サーフィンは最初の数回で「安全」「波の見方」「立ち方の型」をまとめて覚えると伸びが早いです。ここでは初回〜3回目の練習メニューを、そのまま使える形でまとめました(スクールでも自主練でもOK)。
この3回で目指すゴール
- 初回:安全に動ける+テイクオフの「型」を作る
- 2回目:波を選べる+成功率アップ(手順が安定)
- 3回目:立った後に「横へ少し走る」入口に入る
0)毎回共通:入水前5分チェック(これだけは固定)
- 波:ヒザ〜モモ中心。胸以上は無理しない。
- 風:強風で面が荒れている日は練習効率が落ちる。
- 人:混雑ポイントは避ける。広いビーチが安心。
- 地形:最初は砂浜(リーフや岩が近い場所は避ける)。
- 体力:寒さ・疲労・寝不足の日は短時間で切り上げる。
【初回】安全+型づくり(60〜90分)
目的:「海に慣れる」より先に、危ない動きをしない&立つ動作の型を作る。
今日のメニュー
- 陸トレ:10分(ゆっくり5回 → 形を意識して10回)
①胸を反らす → ②手を胸の横 → ③押して足を入れる(ジャンプしない) - パドリング:10分(胸を軽く反らす/目線は前/大きく掻く)
- 波待ち&方向転換:10分(安定して座る・向きを変えるだけでOK)
- 白波テイクオフ:20〜30分(合計10本目安/2〜3本立てたらOK)
- クールダウン:5分(肩・腰を軽く回して終了)
初回の合格ライン
①白波で「手順通りに立つ」/②ボード上で落ち着ける/③無理しない判断ができる
【2回目】波を選ぶ+成功率UP(60〜90分)
目的:「運よく立てた」を卒業。成功する条件を揃える(波選びと準備)。
今日のメニュー
- 陸トレ:5分(フォーム確認で5回だけ)
- パドリング:10分(一直線/蛇行したら休む合図)
- 波の当たりを見る:10分(上手い人が立つ波を観察→同じ位置で待つ)
- 白波テイクオフ:10〜20分(合計8本目安/成功率アップ重視)
- 小さいうねりに挑戦:15〜25分
コツ:押されてからではなく押される直前に加速
2回目の合格ライン
①白波の成功率UP/②立てそうな波が少し分かる/③疲れる前に上がれる
【3回目】横に少し走る入口(60〜90分)
目的:「立つ」だけで終わらせず、目線と体の向きで横へ。
今日のメニュー
- 陸トレ:5分(テイクオフ3回+目線意識2回)
- 白波 or 小波:20〜30分(合計8〜10本目安)
立ったらすぐ実行:目線→胸→前足- 目線:行きたい方向を見る
- 胸:少し開く
- 前足:進行方向に軽く向ける
- 横に走る:10〜15分(ボードを曲げるより、体の向きで進む)
- 振り返り:5分(立てた波の共通点をメモ)
3回目の合格ライン
①目線→胸→前足ができる/②少しでも横へ進める/③周りを見て安全に動ける
よくある失敗(ここだけ直せば伸びる)
- 立つのが遅い:押されてから動く → 押される直前に加速
- 左右にブレる:目線が下/胸が丸い → 目線は前・胸を軽く反らす
- すぐ転ぶ:足幅が狭い/腰が伸びる → 足幅は肩幅・腰を少し落とす
次のステップ
3回目までで「型」ができたら、次は波の選び方とルール(優先権)を覚えると上達が加速します。
テイクオフが出来ない方はこちらの記事を見てください→【保存版】サーフィン初心者が「テイクオフできない」原因と上達のコツ|僕もここでつまずきました
5. 初心者におすすめのサーフポイントの選び方
初心者が最初に行くべきポイントの条件は以下。
- ビーチ(砂浜)
- 地元サーファーが優しい
- スクールがあるエリア
- 駐車場・シャワーなど設備がある
- 波が穏やかで人が少ない
これらを意識するといいかなと思います。
6. サーフィンスクールを利用するのが一番の近道
初心者が独学で始めるのは正直かなり難しいです。
最初は 、サーフィンスクールに1〜3回だけでも行くことをおすすめします。
または、サーフィンをしている友人や知り合いでもいいでしょう。
スクールのメリット
- 正しいフォームを教えてくれる
- 初心者向けの波を選んでくれる
- レンタル込みでコスパが良い
- 危険な判断を避けられる
安全に楽しく続けるためにも、最初だけはプロに教わるべきです。
7.サーフィンを始めるベストな時期
サーフィンは 春〜初夏 が最もスタートしやすい季節です。
理由として
- 水温が上がり始めて寒くない
- 波が穏やか
- 朝が明るいので練習しやすい
が挙げられます。
ただし、始めたいと思った「今」が一番の始めどきです。
道具はレンタルできるので、まずは一度海に入ってみましょう。
8. まとめ:とにかく一度、波に乗ってみよう!
サーフィンは、少し難易度が高いですが、想像以上に楽しいスポーツです!
最初の一歩を踏み出せば、きっとサーフィンの沼にハマるでしょう!
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