【完全版】サーフィン初心者に必要な道具一覧 【予算・選び方つき|2025年最新版】

サーフィンを始めたいけれど、

「何を揃えればいいの?」
「全部でいくらかかる?

と不安になる人は多いです。

この記事では、サーフィン初心者が最初に揃えるべき道具一式と、
失敗しない選び方・必要な予算を詳しく解説します。
この記事を読めば、余計な買い物をせず、最短でサーフィンを始められます。


1. サーフィン初心者に必要な道具一覧(まずはこれだけ)

まずは、必須アイテム6点セットを押さえましょう。

道具用途必要度
サーフボード波に乗るためのメイン道具★★★★☆
リーシュコードボード流れ止め(命綱)★★★★★
ワックス足元の滑り止め★★★★★
デッキパッドテールのグリップ力UP★★★☆☆
ウェットスーツ防寒・ケガ防止・浮力UP季節によって必須
サーフィン小物快適&安全にサーフィンするため★★★★☆

「最低限あればいいよ」と言われることもありますが、
リーシュ・ワックス・ウェットは安全のためにほぼ必須レベル。
ここをケチるとケガやトラブルにつながります。

2. サーフィン初心者セットの総予算(最安〜こだわりまで)

次に、トータルでいくらくらいかかるのかを見ていきましょう。

▼ 初心者の総予算の目安

  • 最安セット:3〜5万円(中古+格安ギア)
  • 標準セット:6〜10万円(新品で無難な品質)
  • こだわりセット:10〜15万円(ブランド・最新ギア中心)
アイテム最安標準こだわり
サーフボード15,000(中古)30,000〜60,00080,000〜120,000
リーシュコード2,0003,5005,000〜
ワックス350400〜600700〜
デッキパッド2,0003,000〜4,0006,000〜
ウェットスーツ8,000(中古)15,000〜35,00040,000〜
その他小物3,000〜5,000〜10,000〜

もっとも満足度が高く失敗しにくいのは「標準セット(7〜10万円)」です。
すべて新品で、性能的にもストレスなく長く使えます。

3. 各アイテムの選び方・価格の目安

ここからは、初心者が一番悩みやすい各アイテムの選び方を詳しく解説していきます。

3-1. サーフボード:初心者の最重要アイテム

サーフボードは、初心者にとって最重要アイテムです。
ここを間違えると、本当にテイクオフができずに心が折れます。

初心者の最適解は「ソフトボード」か「ファンボード」

● ソフトボード

  • 価格:25,000〜40,000円前後
  • 浮力が高く、テイクオフしやすい
  • 柔らかい素材でケガをしにくい
  • 初めての1本に最適

● ファンボード

  • 長さ:7’0”〜8’0”が目安
  • 小波にも対応しやすい
  • 初心者〜中級まで長く使える
  • しっかり浮力があれば上達も早い

予算に余裕があるなら「ファンボード」、できるだけ安く始めたいなら「ソフトボード」がおすすめです。

失敗しないボードサイズの選び方(身長・体重の目安)

初心者のうちは、とにかく浮力重視で選びましょう。
短くて細いボード(ショートボード)は絶対にNGです。

体重の目安おすすめサイズ理由
50〜60kg7’0〜7’6十分な浮力があり、パドリングも楽
60〜70kg7’6〜8’0テイクオフの成功率が上がる
70〜80kg8’0〜8’6沈みにくく安定して乗れる

「かっこいいからショートボード」だけは本当にやめた方がいいです。
テイクオフできない期間が長いと、そのままサーフィン自体をやめてしまう人が多いです。

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詳しくはこちら→サーフボードの種類と選び方(初心者向け)|体重別・レベル別おすすめ解説 |

3-2. リーシュコード:命を守る重要アイテム

リーシュコードは、ボードと自分をつなぐロープです。
これがなければ、ボードはすぐに流され、自分も周りのサーファーも危険にさらされます。

  • 長さ:ボードと同じ長さ(例:7ftのボードなら7ftのリーシュ)
  • 太さ:6mm以上が安心
  • 価格:3,000〜5,000円が目安

安すぎるリーシュは切れやすく、結果的に高くつくことも。
ここはブランドものを1本しっかり買っておきましょう。

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3-3. ワックス:足元のグリップを決める必需品

ワックスは、ボードの上で足が滑らないようにするための滑り止めです。
季節や水温によって種類が変わります。

季節水温の目安ワックスの種類
6〜15℃前後COLD
春・秋14〜20℃前後COOL
18〜24℃前後WARM
真夏24℃以上TROPICAL

初心者は、ベースワックス+トップワックスの2種類を揃えておくと安心です。
価格は1個400〜600円ほどで、コスパはかなり良いです。

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3-4. デッキパッド:テールの安定感アップ

デッキパッドは、ボードのテール部分に貼るゴム製の滑り止めです。
特にショート〜ファンボードで効果を発揮します。

  • 価格:2,000〜6,000円前後
  • 貼る位置:テール(後ろ足を置く位置)
  • メリット:テイクオフ後、後ろ足の位置がわかりやすくなる

なお、ソフトボードの場合は、もともとグリップが強い素材のため、
デッキパッドが不要なケースもあります。

3-5. ウェットスーツ:日本の海ではほぼ必須

日本の海は、真夏以外は水温が低めです。
ウェットスーツなしで入れる期間は意外と短いので、早めに1着揃えておきましょう。

季節別・ウェットスーツの選び方

季節おすすめスーツ厚さの目安必要度
スプリング or タッパー+サーフパンツ2mm前後△(地域による)
春・秋フルスーツ3mm
セミドライ5mm前後★最重要
真冬(北日本など)セミドライ+インナー5mm+★★★

初心者が最初の1着として選ぶなら「3mmフルスーツ」が一番おすすめです。
価格は15,000〜30,000円前後で、春・秋〜初冬くらいまで長く使えます。

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3-6. その他の小物:あると便利な周辺アイテム

必須ではないものの、揃えておくとかなり快適になる小物もあります。

  • ワックスリムーバー(古いワックスを落とす)
  • サーファー専用日焼け止め(ウォータープルーフ)
  • 防水バッグ(濡れたウェットを入れる)
  • ポンチョタオル(着替え用)
  • 車のシートカバー(濡れたまま座る用)
  • ボードソックス(ボード保護用ソフトケース)

これらをまとめて用意しても5,000〜10,000円程度
サーフィンにハマってきたタイミングで少しずつ買い足すと良いです。

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4. 初心者に必要ないもの・後からでOKな道具

最初から無理して買わなくてもいいものもあります。

  • 真冬用のセミドライ(まずは3mmフルで様子見でもOKな地域も)
  • リーシュの予備2〜3本(最初は1本で十分)
  • 高級ブランドのオーダーウェット
  • 上級者向けのハイパフォーマンスショートボード
  • ハードケース(車移動メインならボードソックスでOK)

まずは最低限+安全性を優先して揃え、
サーフィンにハマってから徐々にグレードアップしていくのが失敗しないコツです。

5. 初心者が道具選びで失敗する3つのパターン

よくある失敗パターンも、最初に知っておくと回避しやすくなります。

① 見た目重視でショートボードを選んでしまう

かっこよさだけでショートボードを選ぶと、テイクオフできない期間が長くなり、ほぼ確実に挫折します。
最初は絶対に浮力多めのボードを選びましょう。

② 安物リーシュがすぐ切れて危険

安すぎるリーシュは、ちょっとした波でも切れてボードが流される危険性があります。
自分だけでなく、周りのサーファーに当たるリスクもあるので、ここはケチらない方が安全です。

③ 季節に合わないウェットを買ってしまう

「せっかくだから安いスプリングを買ったけど、寒くて全然入れない…」という失敗も多いです。
自分が通うシーズンの水温を確認してからウェットを選びましょう。

6. どこで買うのがベスト?(新品・中古・ネットの比較)

サーフショップ(新品):本格的に始める方はおすすめ

  • プロやスタッフに直接相談できる
  • 自分の体型・レベルに合ったボードを選んでもらえる
  • アフターケアやローカル情報も聞ける

「何を買えばいいか分からない…」という初心者は、まずサーフショップで聞いてみるのもありかなと思います。

中古ボード:まずは始めてみる方におすすめ

  • 価格が安いのが魅力
  • ただし、劣化や水入りのリスクあり
  • 初心者向きの浮力多めボードは意外と少ない

とりあえず始めてみようと思っている方は、中古のサーフボードでいいかなと思います。
中古のサーフボードを売っていないところもあるため、自分で探す必要があります。

ネット通販:ソフトボードや小物ならアリ

  • 価格が安く、セット販売も多い
  • レビューを見て選びやすい
  • サイズ感や細かい相談はしにくい

ソフトボード+小物セットなどは、ネットでも失敗しにくいアイテムです。
一方で、本格的なボードやウェットは、できればショップで相談しながら選ぶのがおすすめです。

7. まとめ:まずは最低限+安全性を優先しよう

サーフィン初心者が最初に揃えるべき道具は、次の通りです。

  • 浮力のあるボード(ソフトボード or ファンボード)
  • 安全性の高いリーシュコード
  • 季節に合ったウェットスーツ
  • ワックス・デッキパッドなどの基本小物

この4つが揃えば、いつでも海に入れる「サーフィンできる体制」が整います。

特に、ボードは浮力多め・ウェットは3mmフルスーツを選んでおけば、失敗しにくく、長く使えます。
あとは、実際に海に通いながら、必要に応じてアイテムを買い足していけばOKです。

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