サーフィン後のアフターサンケア完全ガイド|ヒリヒリ肌を早く回復させる4ステップ
「サーフィンをしてたくさん焼けてしまった後のアフターケアの方法を知りたい」
「全身がヒリヒリして痛いのを早く治したい」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
サーフィン後のヒリヒリ・真っ赤な日焼け肌を早く落ち着かせたい人へ。
海から上がってすぐ〜帰宅後・就寝前までの正しいアフターサンケアの手順と、やりがちなNG行動、部位別のポイント、おすすめアフターサンアイテムをわかりやすく解説します。
「良い波乗れた〜!」と満足して帰ってきたら、夜になって肌がヒリヒリ…。
サーファーなら誰でも一度は経験する“サーフィン焼け”ですが、ケアをサボると
- 赤み・ヒリヒリが長引く
- 皮がボロボロむけてかゆい
- シミ・くすみが定着して後悔…
と、長期的に肌ダメージが残る原因になってしまいます。
この記事では、
- サーフィン直後〜その日の夜にやるべきアフターサンケア
- 絶対に避けたいNGケア
- 部位別・症状別の対処法
- あると便利なアフターサンケア用アイテム
を、初心者にもわかりやすくまとめました。
ポイントは、「焼かない」だけでなく「焼いてしまった後のリカバリー」もセットで考えること。
日焼け対策の記事と合わせて、ぜひ保存版として使ってください。
このページでわかること
- サーフィン後、最初の1〜2時間に何をすべきか
- 日焼けした肌を早く落ち着かせる4つの基本ステップ
- ついやりがちなNGケアとその理由
- 顔・体・唇・髪など、部位別のケア方法
- 症状別(軽いヒリヒリ〜水ぶくれ)のセルフケアの目安
- 毎回のアフターケアをラクに続けるコツ
※この記事は「焼いてしまった後」のケアについてまとめています。
「そもそも焼かないための対策」は、
(関連記事:サーフィンの日焼け対策【保存版】|落ちない日焼け止めとアフターケア完全解説
をあわせてどうぞ。
なぜサーフィン後のアフターケアがそんなに大事なの?
サーフィンは、
- 強い直射日光
- 海面の反射光
- 何時間も水に濡れっぱなし
と、肌にとってはかなりハードな環境です。
日焼けは、ざっくり言うと「紫外線による軽い火傷」。
とくにサーフィンでは、
- 波待ちで出っぱなしの顔・首・肩
- パドリング中の腕・手の甲
- 裸足なら足の甲
などが集中攻撃を受けます。
そして、ダメージは「海から上がった瞬間」で終わりではありません。
- その後の数時間〜数日かけて、
肌の中では炎症とメラニン生成がじわじわ進行 - ケアをサボると
→ 赤み・ヒリヒリが長引く
→ 皮がボロボロむける
→ シミ・くすみとして定着してしまう
逆に言うと、
サーフィン直後〜24時間のケアをちゃんとやれば、
ダメージの「深さ」をかなり軽くできる
ということでもあります。
サーフィン後24時間の「時系列ケア」イメージ
まずは「1日の流れ」でざっくりイメージをつかんでおきましょう。
海から上がってすぐ〜1時間以内(ビーチ・駐車場)
- 日陰に移動する(車の影でもOK)
- ウェットを脱いだら、体を拭いて保温(寒い日はここ大事)
- 可能なら、ペットボトルの水などで顔・首・腕だけでもサッと流す
- ヒリヒリが強いところは、
- 冷たいペットボトル+タオル
- 保冷剤+タオル
で軽く冷やしておく
移動中(家・宿までの間)
- 直射日光を避ける(帽子・タオル・長袖でカバー)
- 車なら、窓からの日差しも意外と強いので注意
- できればこのタイミングで、
- 顔だけでも化粧水スプレーをシュッと
- 乾燥しやすい唇にリップを塗る
帰宅してすぐ(〜3時間以内)
- ぬるめのシャワーで海水・汗・日焼け止めをやさしくオフ
- そのまま保湿ケアをしっかり行う
- ヒリヒリが強いところは、
保湿の前後にもう一度クールダウン
就寝前(夜)
- 顔はもう一度たっぷり保湿+必要に応じて美白ケア
- 体はボディローションやジェルで重ね塗り
- 唇にはワセリンなどを厚めに塗って「リップパック」
翌日〜数日
- 赤みが残っているあいだは
→ 保湿最優先+日中の紫外線ガードを徹底 - 赤みが引いてきたら、
→ 少しずつ「美白ケアアイテム」も入れていく
アフターサンケアの基本4ステップ【詳細版】
ステップ1:まずは「やさしく冷やす」
どうやって冷やせばいい?
- ぬるめ〜やや冷たいシャワーを5〜10分あびる
- シャワーがない場合
- コンビニの冷たいペットボトル+タオル
- 保冷剤をタオルでくるんで当てる
ポイント:
「冷たいけど、痛いほどではない」と感じる温度で、
数分〜10分を1〜2回に分けて行う。
NGな冷やし方
- 氷を直接肌に当てる
- キンキンに冷えた水で長時間冷やし続ける
どちらも、血流が悪くなったり凍傷っぽくなったりして逆効果になることがあります。
ステップ2:海水・汗・日焼け止めをやさしくオフ
日焼けした肌は、いつもよりバリア機能が落ちている状態。
「落とすケア」はとにかくやさしく。
シャワーのポイント
- 温度はぬるま湯(35〜37℃くらい)
- ナイロンタオルは使わず、手のひらで洗う
- 泡でなでるように洗い、こすらない
ボディソープ・洗顔料の選び方(ざっくり)
- 「敏感肌」「乾燥肌向け」と書いてあるもの
- アルコール・強い香料が少なめ
- スクラブ・ピーリング系はNG
日焼けした日は
「汚れをしっかり落とす」よりも
「いかに刺激を減らすか」が大事。
ステップ3:とにかくたっぷり「保湿」
ここがいちばん重要なステップです。
顔まわりの保湿
- 化粧水
- アルコールフリー・敏感肌向けがおすすめ
- コットンではなく手のひらでハンドプレス
- 2〜3回に分けて重ねづけ
- 乳液・ジェル
- ベタつきが苦手ならジェルやローションタイプ
- 目元・頬骨のあたりは日焼けのダメージが出やすいので、
指の腹でそっと押さえるようになじませる
体の保湿(肩・背中・腕・足など)
- 広い面は「ポンプ式」「大容量タイプ」がラク
- テクスチャーは好みでOKだけど、
- ヒリヒリが強い → ジェル系&ひんやり系が気持ちいい
- 乾燥しやすい → ミルク・クリーム系でしっかりフタ
唇の保湿
- UVカット付きリップをこまめに塗っておく
- 夜はワセリン系バームを厚めに塗って寝ると、
翌朝のカサカサがかなり違う
ステップ4:その後の「保護&美白」ケア
炎症が少し落ち着いてきたら、
数日〜1週間くらいかけて色素沈着を防ぐケアにシフト。
こんなアイテムが役立つ
- ビタミンC誘導体入りの化粧水・美容液
- トラネキサム酸・ナイアシンアミド入りの美白美容液
- 日中はSPF値の高すぎない日焼け止め+帽子
重要:
赤み・ヒリヒリが強い段階では、
美白成分は刺激になることもあるので、
炎症がおさまってから少しずつ。
絶対に避けたいNGケア 7つ
- 熱いお風呂で長湯する
→ 血行が一気に上がって炎症が悪化しやすい - ナイロンタオルやスクラブでゴシゴシ洗う
→ ただでさえ弱っているバリア機能をさらに削る - アルコールが強い化粧水をバシャバシャ使う
→ スースーして気持ちよくても、乾燥&刺激の原因 - 冷えピタや湿布を長時間貼りっぱなしにする
→ 冷えすぎ+粘着テープでかぶれるリスク - めくれてきた皮をむく・引っ張る
→ その下の新しい肌まで一緒にめくれてしまう - 翌日もノーケアで炎天下サーフィンへGO
→ ダメージの蓄積で、将来のシミ・しわリスクが跳ね上がる - 日焼けした部分に強いピーリングやレチノールを使う
→ タイミングを間違えると、炎症悪化のもと
部位別・サーファー向けアフターケアのコツ
顔
- もっともシミ・くすみとして残りやすい部分
- とくにダメージを受けやすいのは
- 頬骨のあたり
- 目の下〜目尻
- 鼻・おでこ
コツ:
「目元用美容液」「シミ対策用美容液」は、
赤みがおさまってから少量ずつ使う。
体(肩・背中・腕・足)
- ポイントは「とにかく量をケチらない」こと
- バスタオルを巻いたままでも塗りやすいように、
- ポンプ式のボディローション
- スプレータイプのミスト
をお風呂場に置いておくと習慣化しやすい
唇
- 波待ち中、かなり焼けやすいパーツ
- 日中:UVリップをこまめに塗り直し
- 夜:ワセリン系の厚塗りで保湿パック
髪・頭皮
- 海水+紫外線で、パサつき・色落ち・頭皮ダメージが出やすい
- 帰宅後は
- やさしくシャンプー
- トリートメントをしっかりなじませる
- 仕上げに
- 洗い流さないトリートメント
- 必要ならUVカットヘアスプレー
症状別・セルフケアの目安と病院に行くべきライン
- 水ぶくれが広範囲/強い痛み
- 発熱・頭痛・吐き気・脱水っぽい
- 赤みが増える/膿む/悪臭
破れた部分は、やさしく洗って清潔に → 可能なら抗菌軟膏 → くっつかないガーゼ等で保護。
ベンゾカイン等(末尾が「-caine」)入りは刺激やアレルギーの原因になることがあるので避ける。
痛みがつらい場合は、市販の鎮痛薬を用法用量どおりに検討。
軽度:うっすら赤い・少しヒリヒリする程度
- 冷却 → 保湿をしっかりやれば、多くは数日で落ちつく
- 美白系アイテムも、刺激を感じなければOK
中等度:真っ赤でヒリヒリが強い
- とにかく冷却と保湿を徹底
- 美白成分やピーリングは一旦ストップ
- 衣類の擦れも刺激なので、ゆったりした服装を選ぶ
重度:水ぶくれ・ズキズキする痛み・広範囲の赤み
- 自分で水ぶくれをつぶさない
- 清潔にしつつ、冷やしすぎにも注意
- 広い範囲の水ぶくれや強い痛みがある場合
→ 迷わず皮膚科受診を検討
アフターサンケアを「毎回ちゃんとやる」ための工夫
正しい方法を知っていても、
めんどくさくて続かなければ意味がありません。
サーファーが続けやすくするには、環境づくりがカギ。
- 車の中に
- ミニサイズの化粧水スプレー
- アフターサンジェル
- UVリップ
をポーチに入れて常備しておく
- お風呂場には
- ポンプ式のボディローション
- 大容量の化粧水ボトル
を置きっぱなしにする
- 洗面所やベッド横に
- 日焼け後用の顔用アイテム
- 唇用のバーム
を置いておく
「帰ってからゆっくりやろう」ではなく、
“動線上にケアアイテムを置いておく”イメージにすると、
かなり習慣化しやすくなります。
アフターサンケアおすすめ商品5選
どれを使うか迷ったら、まずは当日:冷やす→やさしく洗う→保湿を優先するのが安心です。
ヒリつきや熱っぽさが落ち着いてきたら、翌日以降に「残りやすい部分(顔・首など)」のケアを少しずつ足していくと失敗しにくいです。
※水ぶくれが広範囲にある/強い痛みが続く/発熱や吐き気など体調不良がある場合は、自己判断せず医療機関に相談してください。
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① 全身のほてりを素早くクールダウン「宮古島のうる肌アロエ 保湿ジェル」
サーフィン後のほてった肌を、ひんやり気持ちよくクールダウンしながら保湿したい人におすすめのアロエジェルです。
冷蔵庫で冷やしておくと、ほてりが強い日でも“ひんやり気持ちいい”。まずは全身にたっぷり使える1本。
- 日焼け後の火照りを落ち着かせながら全身保湿
- ジェルでベタつきにくく、夏でも使いやすい
- 大容量で、家族・カップルでシェアもしやすい
※価格・在庫は変動します
② 顔・首のしっかり保湿に「キュレル 化粧水III(とてもしっとり)+潤浸保湿乳液」
日焼け後はバリアが弱りやすいので、まずはしみない・乾かない保湿で立て直すのが最優先です。
- ヒリつく日は「化粧水→乳液」だけでOK(塗りすぎない)
- 乾燥が強い日は、乳液を“薄く”重ね塗り
- 摩擦NG:タオルでこすらず、押さえる
※価格・在庫は変動します
③ シミ・くすみを残したくない人に「ちふれ 美白美容液 VC&AR」
赤みが落ち着いたあとに、くすみ対策として1本あると安心。続けやすい価格帯で“アフターサン用”に常備しやすいです。
使うなら「保湿→美容液」の順。まずは頬・鼻・肩など、焼けやすい部分だけでもOKです。
- 医薬部外品の美白美容液(シミ・ソバカス対策の“継続枠”)
- 毎日続けやすい価格で習慣化しやすい
- 赤みが強い当日は無理せず、落ち着いてから
※価格・在庫は変動します
④ 唇のUV&保湿ケアに「BRISA MARINA UVリップ」
唇はノーガードになりがち。サーフィン日は唇用UVを1本持っておくと、皮むけ予防にかなり効きます。
目安:海に入る前+休憩中+上がったあとにサッと“追い塗り”。ポーチ常備向き。
- 唇用でもしっかりUVカット(SPF32/PA+++表記)
- 小さくて携帯しやすい(忘れにくい)
- ガサガサ・皮むけの予防に◎
※価格・在庫は変動します
⑤ 翌日以降の追い日焼け防止に「BRISA MARINA UVスプレー」
サーフィン当日だけじゃなく、翌日の外出でも“焼け残り”に追いUVすると安心。髪・頭皮までまとめてケアしたい人向け。
外出前/海上がり/翌日の外出前にサッと。首の後ろ・うなじにも使いやすい。
- 顔・体・髪に使える全身用(SPF表記モデル)
- スプレーで塗り直しがラク
- “追いUV”用に1本あると便利
※価格・在庫は変動します
まとめ
- サーフィン後の肌は、軽い火傷レベルでダメージを受けている
- 特に大事なのは「海から上がって〜24時間」のケア
- 基本は
- やさしく冷やす
- ぬるま湯&低刺激ソープで洗う
- たっぷり保湿
- 炎症が落ち着いたら美白・保護ケア
- 熱いお風呂・ゴシゴシ洗い・アルコール強めローションなど、刺激の強いケアはNG
- アフターサン用アイテムを車やお風呂場に常備して、「ついでにできる状態」にしておくと続けやすい






