サーフィン初心者のNG行動5選|ケガ・事故・トラブルを防ぐ「マナーと安全」完全ガイド
「サーフィン初心者がやりがちなNG行動を知りたい」
「ケガやトラブルを防ぎたい」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
「とりあえず板買って海に行けばなんとかなるでしょ?」
僕も最初はそんなノリで海に通っていました。
でも、今振り返ると「これはやっちゃダメだったな…」という行動が山ほどあります。
この記事では、サーフィン初心者がやりがちな代表的な5つのNG行動と、その理由・改善方法を分かりやすく解説します。
これからサーフィンを始める人、始めてみたけどイマイチ上達しない人は、ぜひ自分に当てはめながら読んでみてください。
ルール・安全対策の記事をまとめて確認したい人はこちら。
https://surf-boy.jp/category/rules-safety/
【結論】初心者がまず避けるべきNGはこの3つ
サーフィンのケガ・事故・トラブルは、ほとんどが「ポイント選び」「優先権(前乗り)」「安全対策」のミスから起きます。
まずは次の3つだけ守れば、怖さが減って上達も早くなります。
- レベルに合う“波とポイント”だけに入る(小さめ+ビーチが基本)
- 優先権(プライオリティ)を理解して、前乗り(ドロップイン)をしない
- リーシュ・ワックス・準備運動など“安全の基本”を絶対にサボらない
このあと「初心者がやりがちなNG行動5つ」を、やりがちな状況→危険→今日からの対策の順でまとめます。
NG行動5つ:早見表(先にここだけ見てもOK)
| NG行動 | よくある状況 | 起きること | 今日からの対策 |
|---|---|---|---|
| ①レベル外の波・ポイントに入る | 人が多い人気ポイント/サイズ大 | 流される・巻かれる・衝突 | 小さめ+ビーチ、無理なら“やめる” |
| ②ルール・優先権を知らない | 前乗り・進路ふさぎ | 事故・トラブル | ピーク側優先/1波1人を徹底 |
| ③パドリング・位置取りを軽視 | インサイドに座る/バテる | 波を取れない→上達しない | フォーム改善+少しアウト目 |
| ④道具選びミス | 細長ショート/激安で妥協 | 乗れない→心折れる | 浮力・安定最優先(まずは楽に立てる板) |
| ⑤準備・安全対策が甘い | ノーストレッチ/リーシュ未確認 | ケガ・板流出・危険 | 5分準備+リーシュ点検+体調判断 |
NG行動1:自分のレベルに合わないポイント・波に入る
いきなり「うまい人だらけのポイント」に突っ込む
初心者にいちばん多いのがこれです。
- サイズが大きすぎる日
- 上級者やローカルサーファーが多いポイント
- カレント(流れ)が強い場所
- リーフ(岩場)で水深が浅いポイント
こういった環境に初心者が入ると…
- 怪我や事故のリスクが一気に高まる
- パドルでヘトヘトになって一本も波に乗れない
- 上手い人の邪魔になってしまい、気まずい空気になる
「怖かった」「全然乗れなかった」で終わってしまい、サーフィン自体が嫌になってしまうケースもあります。
初心者に向いているのは「小さめ&ビーチブレイク」
初心者におすすめなのは、
- ひざ〜腰くらいのサイズ(小さめの優しい波)
- 足がつく範囲が広く、砂地(ビーチブレイク)
- 比較的、人が少ないエリア
こういった条件のポイントです。
どうやって見分ければいい?
- 初心者スクールで教えてもらう
- サーフショップで「初心者向けポイント」を相談
- 現地でローカルの人に聞いてみる
- 波情報サイト・アプリで「初心者向け」と書いてある日を選ぶ
「自分のレベルに合う波を選べるかどうか」=上達のスピードを大きく左右するポイントです。
NG行動2:ルール・マナー・優先権を知らないまま波に乗りまくる
最悪なのは「知らないうちに危険行為」
初心者の多くが、テイクオフやパドリングばかりに意識が行きがちですが、実はそれ以上に大事なのがルールとマナー、そして優先権です。
代表的なNGは…
- 前乗り(他の人が乗っている波に割り込んで乗る)
- ラインナップの真ん中にいきなり割り込む
- パドルで他のサーファーの進路を塞ぐ
- ボードを投げ出して他の人にぶつける
本人は悪気がなくても、周りから見ると「危ない初心者」「マナーが悪い人」に見えてしまいます。
初心者が知っておくべきルール→サーフィン初心者が知っておくべき基本ルール10選|安全に楽しむための必須マナーガイド
優先権の超ざっくりルール
細かい説明は別記事に任せるとして、初心者がまず覚えておきたいのはこれだけ。
- 同じ波では、ピーク(いちばん最初に立てる位置)に近い人が優先
- 誰かがその波に乗ろうとしていたら、無理に一緒に行かない
- 進行方向側にいるサーファーの進路を塞がない
「この波、誰か行きそうかな?」と一呼吸置いて周りを見るクセをつけるだけでも、危険な前乗りをかなり減らせます。
サーフィンのルール(優先権)について→サーフィンの優先権とは?ライト/レフトの基礎を徹底解説【初心者向け】
上達したいなら「嫌われない初心者」になる
- 挨拶する
- ありがとう・ごめんなさいをちゃんと言う
- 危なかったときは素直に謝る
これだけでも、周りの見る目はガラッと変わります。
ルールとマナーを守る=自分の身を守ることだと覚えておきましょう。
NG行動3:基礎のパドリング・位置取りをおろそかにする
テイクオフより前に「パドリング」が超重要
初心者のほとんどが「テイクオフのコツ」を知りたがりますが、実はその前にパドリングとポジショニング(波待ちの位置取り)ができているかどうかが大問題です。
よくあるNGは…
- とにかくガムシャラに腕を回してすぐバテる
- ボードに乗る位置が前すぎてノーズが刺さる、後ろすぎて進まない
- 波待ちの位置がインサイドすぎて、ブレイクに巻かれ続ける
- そもそもアウトに出られない
「テイクオフができない」という人の多くは、パドリングと位置取りが整っていないことが原因なことがかなり多いです。
正しいパドリングの仕方→パドリングの正しいやり方と疲れないコツ【サーフィン初心者向け】
パドリングの基本チェック
- 胸を軽く反らして、目線は少し前
- 両足はリラックスして揃える(バタ足は基本しない)
- 腕は大きく前から回し、指先から水をキャッチ
- 手をお腹あたりまでしっかり引く
フォームを意識してゆっくり確実にパドルするほうが、ガムシャラに回すよりも結果的に進みます。
位置取りは「ちょっと奥・ちょっとアウト」を意識
初心者は怖くてインサイド寄りに座りがちですが、それだと
- 波に置いていかれる
- ブレイクゾーンで巻かれやすい
と逆にしんどくなります。
- 上手い人が波をキャッチしている場所をよく観察する
- その少し外(アウト側)を目標に位置取りしてみる
これを繰り返すだけでも、乗れる本数が増えて上達スピードが一気に変わります。
NG行動4:道具選びをミスしている(細長いショート・激安ボードなど)
「見た目」でボードを選ぶのは危険
初心者あるあるが、
- プロみたいな細くて短いショートボードを選んでしまう
- フリマサイトで安いボードを適当に買ってしまう
- 体格に合わないボードを選んでしまう
このパターンです。
結果として、
- 全然浮かなくてパドルが進まない
- 波をキャッチできないので練習にならない
- 「サーフィンってこんなに難しいの?」と心が折れる
という負のループに入りがちです。
初心者のサーフボードの選び方→サーフボードの種類と選び方(初心者向け)|体重別・レベル別おすすめ解説
初心者は「浮力」と「安定感」が最優先
サーフィンを始めたばかりの数ヶ月〜1年くらいは、
- 長さ:7’0〜8’0前後のファンボードやソフトボード
- 幅・厚み:しっかりボリュームがあるもの
- 浮力:自分の体重×0.6~0.7ぐらい
このあたりを目安にすると、圧倒的にテイクオフしやすく、上達も早くなります。
サーフショップで相談するのが一番の近道
- 「完全初心者です」「○kgです」と正直に伝える
- 海に通える頻度(週1なのか月1なのか)も伝える
- 予算を正直に伝えて、その中でベストな1本を選んでもらう
独学で板を選ぶより、詳しい人に一度見てもらう方が結果的に安く済むことも多いです。
NG行動5:準備・安全対策を甘く見る(ウォーミングアップ・リーシュ・体力管理)
「まぁ大丈夫でしょ」が一番危ない
初心者がやりがちな最後のNGは、安全対策を軽視してしまうことです。代表的なのは…
- 準備運動をまったくしない
- リーシュコードのチェックをしない
- ワックスを塗らずにツルツルの板で入る
- 体調が悪いのに無理して海に入る
- 一人で知らないポイントに入る
どれも「つい、やってしまいがち」ですが、事故や怪我のリスクを一気に高める行動です。
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海に入る前にやっておきたいこと
- 肩まわり・腰まわりを中心に軽くストレッチ
- 首・足首・膝を回しておく
- リーシュコードの付け根に亀裂がないかチェック
- デッキ部分にしっかりワックスを塗る(滑り止め)
- その日の体調・疲れ具合を正直に確認する
たった5〜10分でもいいので、この時間をとるだけで怪我のリスクはかなり減らせます。
海に入る前の安全チェックリスト(初心者は毎回これ)
当てはまらない項目が1つでもあれば、今日は“入らない/場所を変える”のが正解です。
- 体調:寝不足・二日酔い・肩/腰が痛い → 無理しない
- コンディション:サイズが明らかにレベル以上/風で面が荒い → 見学に切り替え
- ポイント:足がつく範囲が広い/流れが強くない/混みすぎてない
- 装備:リーシュに傷がない/ワックスOK/フィン固定OK
- 行動:入水前に肩・腰中心に5分ストレッチ(ケガ予防+動きが良くなる)
「今日はやめておこう」と言える勇気も実力のうち
- 風が強すぎて面がガタガタ
- 波が頭オーバーで明らかに自分のレベル以上
- 体調が悪い・寝不足・お酒が残っている
こんな日は、思い切って「今日はやめておこう」と決めるのも立派な判断です。
サーフィンは一生続けられるスポーツなので、無理して一日で終わりにしてしまったらもったいないです。
よくある質問(FAQ)
Q1. 前乗り(ドロップイン)って結局なに?
他の人がすでに乗っている波、またはピーク側で優先権がある人の進路に“後から割り込む”こと。
事故とトラブルの原因になりやすいので初心者は最優先で避けよう。
Q2. 優先権がある人の見分け方は?
基本は「ピーク(割れ始めの一番高い位置)に近い人」。
迷ったら無理に行かず、1本見送る方が安全。
Q3. 初心者はどれくらいの波が目安?
まずは“ひざ〜腰”くらいの小さめで、足がつくビーチが安心。
サイズが上がる日は無理せず練習日に回す。
Q4. 1人で海に入ってもいい?
初心者はなるべく避けよう。
知らないポイント・流れが強い日・人が少ない日は特に危険。
最初はスクールや仲間とが安全。
Q5. 道具は何を優先すればいい?
最優先は「浮力」と「安定感」。
最初から難しい板にすると、練習にならず上達が遅くなる。
まとめ:NG行動を避けるだけで、上達スピードは一気に変わる
最後に、サーフィン初心者がやりがちな5つのNG行動をおさらいします。
- 自分のレベルに合わないポイント・波に入る
- ルール・マナー・優先権を知らないまま波に乗りまくる
- パドリングと位置取りの基礎をおろそかにしている
- 見た目や安さだけでサーフボードを選んでしまう
- 準備・安全対策(ウォーミングアップやリーシュチェック)を甘く見る
この5つを意識して「やらないようにする」だけでも、上達スピードと安全性はかなり変わります。
- 波とポイントを慎重に選ぶ
- ルールとマナーをしっかり学ぶ
- 基礎のパドルと位置取りを徹底する
- 自分に合ったボードを使う
- 無理をしない・安全第一で楽しむ
サーフィンは「怖い」「難しい」スポーツではなく、正しいステップで進めば誰でも少しずつ上達していけるスポーツです。
この記事をきっかけに、NG行動を減らしながら、安心してサーフィンライフを楽しんでいきましょう!
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